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植物と人間の共生を促し心身の回復をサポートします

Dinersカード

日本園芸療法士協会では従来の園芸活動を越え、身体や心のリハビリや癒しの手法として身近な植物を利用した園芸を有効に活用することを提唱しております。

 

園芸療法における様々な活動の普及と、その指導者を育成することで多くの人にこの治療を施すべく、園芸療法士資格取得講座を設置しております。

 


園芸療法とは

園芸療法とは、全ての人々が心と身体を改善するために園芸活動を手段として利用した療法です。
自然の中で行われる園芸活動が心身のリハビリの役割を担うことで、病んだ心と身体機能の回復をさせることを目的としています。

 

また、植物を育て人間の五感の刺激の行為によって感情の安定を保ち自然と人とを結びつけ、関わり合いを理解することで博愛の心をいつくしみます。
園芸療法は老人性痴呆などの症例に対して痴呆の進行を阻むことや、青少年においては自然を通して情操を高め、非行等の反社会的な行動をも抑制することが十分に伺われております。

 

現在世界の園芸療法は園芸医療として研究が進んでいます。
脳医療の研究で植物が与える影響を測定しています。
アメリカは特に進んでいて、大学院や研究所を設け研鑽しているところです。

 

アメリカカンザス州立大学では園芸療法から園芸医療学科をつくり大学院で研究されています。 日本は研究が大変遅れています、サプリメントの開発は進んでいますが、生き物である植物たちとの交流はまだまだの様です。農耕民族であった私達の細胞を呼び起したいですね。

園芸療法士とは

園芸療法士とは、医療や福祉の領域で支援を必要とする人を園芸を通して支援するための知識と技術を持つ専門家です。
心身に障がいのある人々や一般市民に対し、身近にある植物を利用した「園芸療法」を用いて社会復帰や生活における豊かさを確保することを実践しています。

 

植物との関わりを見直して生活の中に取り入れ、園芸活動を通して興味や意欲を引き出すことで心や身体が動くようなプログラムを継続的に提供します。
園芸を積極的に用いて心と身体の回復をはかる手助けをする園芸療法士は、心の危機管理が叫ばれる21世紀の新しい仕事として有意義であると考えております。

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